企業と人が変わり続けるためのアンラーニングとは?

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企業が長期に渡って成功し続けるために必要なことは何か?

長期に渡って成功し続けるのは年々難しくなっている。ITの発達により事業開発のコストが下がり、競争が増したからだ。大企業であってもITが絡むといつひっくり返されるかわからない。

圧倒的なシェアを誇っていたコダックが、デジタルカメラの発達によりわずか数年でなくなってしまったのは記憶に新しいはずだ。

ITの発達により変化の速度が急激になっているこの現状の中「継続的」を目指すのであれば、いかにして外部環境の変化についていくかがポイントとなる。

成功した人ほど前のやり方に固執する

成功した人ほど前のやり方に固執してしまうものだ。自分がこの手法で営業トップを取った、こういう戦術でマーケットを広げた、こういう手法で人間関係を構築した。

もちろん引き続き使えるものもあるだろうが、現在のように変化の多い時代では過去のやり方はすぐに通用しなくなってしまう。

上司になって現場から管理に移ってもその成功体験があるため、「今の連中は全然なっていない。あんな方法で成果が出るわけがないじゃないか」となってしまう。

実際には、なんとか時代に追いついていくために変化をしてきたという場合が多いのにも関わらずだ。

セブンアンドアイホールディングスの鈴木元会長は常に「過去にとらわれてはいけない。だって時代は変化しているんですから」と常に社員に伝えていたという。

変化し続ける

常に変化が正しいわけではないのは確かだが、新しい時代にマッチし続けるため変化し続ける必要があるのもまた確かだ。

インテルの元CEOであるアンドリュー・グローブは『パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る』という名言を残している。

これは病的なまでに時代の変化を追い続けないと生き残れないという意味だ。

企業はもちろんそうだし、個人が会社の中で生き残るという意味でもそうだろう。常に変化に対応できるようにならないといけない。

アンラーニングする

慣れ親しんだ仕事のやり方から新しい仕事に移るためにはどうすればいいか?

アンラーニングを常にしていくしかない。アンラーニングは組織学習の研究者であるヘドバーグにより提唱されたものだ。

組織は常に新しい環境に対して、「環境から学び」「環境から学びを削除」する必要があるというものだ。この学びの削除がアンラーニングになる。

例えばビジネスマンではないが、将棋の羽生三冠(記述現在時点)は、高齢になっても勝ちを伸ばしている。

これは若手から最新の戦術を常に吸収しているからだ。当然吸収するだけではなくく、研究が進んで使えなくなってしまった戦術をどんどん使わずに切り捨てている。また、奇襲としてときどき利用している。

だからこそ、40代でも複数タイトルを持ち続け最強の棋士の座を守り続けられているのだという。

ルールが決まった将棋の世界でも自身を変え続けないと生き残れないのだ。ビジネスはルールがほとんどない市場という場での戦いで、変化をしないで生き残れるとは到底思えない。

生涯成長し続ける

統計データとして30代も中頃になるとほとんど成長を感じなくなるというアンケート結果が出ている。

しかし、外部環境が変化している限り人材も変化をし、成長をし続けないと企業に未来はない。

頑固に自分のやり方を固執するのではなく、アンラーニングによって新しいやり方を実施する素地を作っていくべきだ。

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