【育成担当者向け】人材育成のための個人面談のポイント

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個人面談のポイント

人材育成のために個人面談を活用しているだろうか?

個人面談は普段忙しい業務の合間で、1対1で話す数少ない機会を自然に作ってくれる。人材育成のためにも役立つし、他の面でも非常に有効な手段だ。

このページでは部下との個人面談について、実施方法をまとめた。参考にしていただければと思う。

なぜ個人面談をするべきなのか?

面談というと学生時の三者面談のようなものを思い浮かべるだろうか。

あれとほとんど同じようなイメージで、上長と1対1で話す場を月に一度持とうということだ。

そもそも1対1での会話の機会がない

会社の雰囲気や事業形態にもよるが、部下と1対1で話す場を全員に対して持つというのはなかなか難しいものだ。一緒に営業などに行く機会に話をすることはあるだろうが、そういう機会でも無い限り、しっかりと時間を取って話すことはなかなかできない。

  • 飲みに誘うような距離感でもない
  • 外回りでいないことも多い
  • 業務が忙しい
  • 性別も年齢も離れており、声かけ自体に抵抗がある

などの状況であれば、まずなかなか機会がないだろう。個人面談は月に一度自動的にそういった場を提供してくれる手段だ。

1対1で教育を行える

1対1であれば、まわりの目を気にすることなく教育を行うことができる。

躊躇することなく全力で褒めることができるし、注意も必要があればすることができる。

ただ、「個人面談 = 叱られる場」となるとモチベーションが下がってしまって逆効果だ。コミュニケーションを取って、その人に成長してもらうことをゴールとして実施したほうがいい。

目標に対しての達成度を定期的に確認できる

月次で実施するため、目標の達成度を定期的に確認できる。

売り上げ数字などの目標はともかくとして、他の目標はなかなか追いかけにくいものだ。定期的に確認をする場を設けると進捗と目標の乖離を確認できるし、それに対するアドバイスもすることができる。

部下の不満を吸収できる

部下の不満がたまっていたとしても、それを聞く場がない企業も多い。話を聞くことによって解決可能な問題は多いし、話すだけでスッキリするということも多い。

特に女性は元来「共有」を求める性質を持っている。男性が狩りで、女性が社会コミュニケーションが役割だったことが大きいのだろう。

男性上長は苦手などを理由にせずに、きちんと個人面談の時間を取るべきだ。

コミュニケーションを取ると連携が生まれる

1対1で話すことにより親密なコミュニケーションが取れる。コミュニケーションの基本は理解し、理解されることだ。そのためにも1対1で会話ができる個人面談は有効な手段だ。

月1の個人面談を導入していない企業で個人面談を実施しようとすると、色々な抵抗が起こる。しかし、それは頑張って乗り越えよう。社内風土にもよるが、2回もやればルーチンになる。抵抗ははじめだけだ。

個人面談のポイント

個人面談のポイントは次の通りだ。

  • 面談は理念を伝える場だと理解する
  • 面談は評価を下す場ではなく褒める場・感謝を伝える場だと理解する
  • 面談はタスクについての確認と進捗に関してアドバイスを与える場だと理解する

面談は理念を伝える場だと理解する

社員の力を集中するために「理念」「ビジョン」「行動規範」などの会社憲法ほど強力なツールはない。

面談は理念を確認する格好の場だ。理念に対して斜に構えがちな人であっても、1対1の場でそういった態度は取れない。信頼関係があれば、「この人がそこまで言うなら、表面的には乗ってあげよう」と思ってもらえる。

表面的にでもそうしてもらえるのであればしめたものだ。自然と全員がそこを目指す雰囲気ができてくる。

面談は評価を下す場ではなく褒める場だと理解する

面談で評価を下したくなるのはよくわかる。しかし、個人面談そのものが嫌がられると、会社への不満や改善点や新しいアイディアなどがほとんど出てこなくなってしまう。個人面談そのもののプレッシャーからやめたくなってしまう人もいるくらいだ。

だからこそ評価を下す場ではなく、褒めて、感謝を伝える場だと理解しよう。

普段なかなか褒めたり感謝をできていなくても、1対1で真摯に伝えられれば気持ちは伝わる。

業務中は叱り飛ばしていても、1対1ではしっかりとあなたを認めているという姿勢を見せると、働くモチベーションも違ってくるだろう。自分の身になって想像すればわかるはずだ。

面談はタスクについての確認と進捗に関してアドバイスを与える場だと理解する

目標やタスクの確認と進捗に関してアドバイスを与える場だ。目標達成の具合に対して叱責する場ではないと心得よう。

なぜ進捗が思わしくないのかヒアリングする。ヒアリング結果を元になんらかのアドバイスをする。それができなければ、上長が勉強不足だというのを自覚しなければいけない。

営業成績が伸びていないのであればその理由をヒアリングする。実際にロールプレイングをやってみてもらう。もしくは一緒に企業に行く約束を取ってしまう。そうしてアドバイスをして初めてタスク確認の意味がある。

「なんでできないんだ!!」だけでは部下は困ってしまう。

ただし、経営層や部長クラスには相応の権限が渡っているはずなので、「なぜできないのか?」ではなく、「どうにかしろ」で構わない部分もある。しかし、それでも、アドバイスをできるだけの勉強をし、また部署の状態を把握しておくべきだ。

まとめ

このページでは個人面談の必要性とポイントについてお伝えした。

個人面談について必要なことは他にもいろいろあるが、まずはこれらのポイントを認識することだ。これだけで面談の質が大きく変わる。

参考にしていただければと思う。

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